『エンジェル ウォーズ』を擁護する

 

きづいたら『エンジェル ウォーズ』が公開終了していた。

八回しか見れなかつた。

十指にみたぬ鑑賞回数は、偉大な藝術を咀嚼するには少なすぎる。

自分がグズなせいだが、不入りゆえの打ち切りがかなしい。

でも、戦いはおわらない。

文句ばかりの自称映画通をまとめて俎上にならべ、

顔面の節穴を撃ちぬき、全身を一刀のもとに両断しよう!

 

なお、コメント欄での反論は一切受けつけない。

内容に不服があるなら、その旨を自身のブログにしるすこと。

投稿したことを報告してもらえれば、ありがたい

 

 

 

 

 

さて、KLY氏のブログを紹介するのは三度目(例:1 2)。

心のこもらない映画評を書かないで済むにはどうしたらよいか、

いつも反面教師として学ばせてもらつている。

 

これはちょっと意外だったのですが、そこから導き出される最終的な現実世界、

即ち精神病院での結末は、今ひとつ何を伝えたいのか理解に苦しむところです。

 

『LOVE Cinemas 調布』

 

わからないから低評価、という手合いがおほい。

二三百ほどシロウトの駄文に目を通したから、いくらも例はあげられる。

 

非常に言えてないという感じがするのは

なんか説教臭い感じがするのにそれがピンと来ないのである。

でっ?という感じになるのである。

実際上映終わった時の客の戸惑い感はチョイと面白かった。

後ろの女子高生は「訳わからんのだけど?」といってゲラゲラと笑っていた。

 

『社会の歯車はぐるぐる回る』

 

やつぱり「わからない」。

つぎは映画大好きな、ばっどていすとさんどいっち氏。

こちらは「わからない」ではなく、「意味がない」。

おなじことだが。

 

精神病院を脱出するために必要な道具を集めなくてはいけなくて、

それが本作の見所になるんだけど、ベイビードールが敵の前で踊りを披露し、

みんなが魅了されている(ぼーっとしている)隙に

ベイビードールの仲間が道具を盗み出しているだけ。全ての展開がそんな感じ。

現実の描写を面白く描けないから、演出が妄想世界に逃げているようにしか見えない

 

『いつか想い出す日々』

 

一言だけコメントする。

わからないなら、十回見ろ。

駄々つ子の不平不満を、インターネットにばらまくな。

なら、オマエがかんがえる本作の意味は何かつて?

第五段落でのべるから、最後まで読むように。

 

 

 

 

 

具体的な批判も、なくはない。

2Dトータルクリエイター(?)のケイ・オノデラ氏は、物語の構造を問題にする。

批評家のなりそこないみたいな連中は、とかく「構造」をかたる。

映画と建築のちがいも知らないらしい。

あまりに長文だし、まともに読んだのはオレくらいではないか。

 

主人公は、ベイビードールではなくスイートピーだったということを強調しているのだ。

しかし、ここはそのまま受け取ると、作品全体をミスリードしてしまうことになる。

スイートピーが妄想世界の、もしくは映画全体の主人公だとするには、

あまりにも辻褄が合わないからである。

 

『映画批評 k.onoderaの日記』

 

話にならない。

冒頭のアビー・コーニッシュの語りを聞いてないのか?

「だれにも天使がいる」と、スイートピーがつぶやく。

そのすぐ後の、ベイビードールのやさしい眼差し。

完璧に、辻褄はあつている。

オノデラ氏は、ほかにも見当外れなことを書いているが、

ここでは「男目線」に対する批判をとりあげる。

 

なにより、2層目(娼館)から3層目(戦闘少女的ファンタジー)への移行は、

おそらく男性から向けられる欲望に対抗する為のものなのだろうが、

3層目での彼女達の姿は、まんま男性が欲望するコスプレ女性の姿のようだ。

(略)

現実に対するカウンターとしてはあまりに陳腐。

 

『3つ数えて目をつぶれ』

 

ただ、ストーリーの最後の締めはいただけないなあ。

なんか、そうか、結局男目線の映画なのねえってところ?

 

『she's inn』

 

要するにここに描かれてゐるのは、

可愛らしい少女に自分の好きな格好させて、ゾンビや怪物と闘はせてみたい。

ただし少女たちが自我を持つ事は決して許さず、

自分の思ひ通りに動くといふ条件つきで。

つまり、少女たちを思ひっきり弄んでみたい、といふ妄想です。

 

『元店主の日記』

 

まつたく、どいつもこいつも。

ヘソ出しセーラー服のなにが悪いのか?

ジェナ・マローンは、「私の衣装は露出が足りなかつた」とボヤいている。

女は、男目線とやらを決して拒否しない。

ときに歓迎する。

批判者の性別はしらないが、不美人が嫉妬しているのだろう。

 

 

 

 

 

主演女優がブスだから駄作という、許しがたい愚痴も山ほど。

 

オレ的にはストーリーうんぬんよりも主演女優が可愛くないのが一番よくないと思う!

この可愛くなさ加減は映画「スパイダーマン」のヒロイン役の

キルスティン・ダンストに合い通じるものがありますね。

 

『橋本欽也の自堕落な日常』

 

ついでにキアステンの悪口まであり、殺意をおぼえた。

しかし橋本氏は、ブラジリアン柔術をやつているらしく、

ケンカを売るのはウェブ上にとどめておきたい。

 

しかし、個人的に惜しいのは

主人公ベイビードールを演じるエイミー・ブラウニングが

好みじゃないところか(^^;)

コスも悪くないし、可愛いんだろうけど

ダメだ、全くタイプじゃない。

なので、その面では若干盛り上がらない

 

『うたかたの日々』

 

「エイミー」ぢやなくて「エミリー」だろ!

三角絞め食らわすぞ!

タイプぢやないから星三つとか、バカにしてやがる。

美人コンテストのノリで映画評を書きなぐるな。

公表する文章には、責任をもて。

 

んでこの時期に「5人組ヒロイン」ってぇとほらアレだ、

僕には序盤のベイビーちゃんが鹿目まどかにしかみえなかったよ!

するってぇとロケットはさやかですか?!

そんでまどかと比べちゃうと、世界の広がりという点でひどく劣るので、

どうしても高い評価ができない。

 

『Ash the 2nd Sight』

 

アニメオタクの立場からの批判もすくなくない。

比較対象は、『魔法少女まどか☆マギカ』という凡庸な深夜アニメ。

「こんなのは日本のアニメに昔からあるよね~」と、オタクは負け惜みをいう。

縄張りを荒されて憤慨しているらしい。

ただ残念ながら、当のザック・スナイダー監督は、

日本文化の影響をほとんど受けていない。

彼がプログラムであげる作品群の貧弱さをみればあきらか。

 

舞台となるのは,第二次世界大戦をイメージさせる世界と

ゾンビのナチス兵たちの群れ,そしてヒンデンブルグ号を髣髴させる飛行船.

あるいは,中世の城に火を噴くトラゴン,

さらには未来都市とロボットと空飛ぶ列車が登場する世界.

(略)

けれども,いずれのシークエンスにおいても彼女たちの戦いぶりは大味.

ガールズ・バトルのダイジェスト版か,贅沢なPVを観ているようで,

ワクワク感とかハラハラ感には乏しかった.

 

『気ままに映画メモ』

 

本作を「陳腐」と斬つて捨てたしゅー氏は、WWIとWWIIの区別がつかない。

陳腐なのは、オマエの頭蓋骨の中身だ!

 

 

 

 

 

お待たせしました。

本作の「意味」について、そろそろ決着をつけよう。

 

これで結末が明るければまだ救いもあるのですが、その結末もやっぱり暗いの一言ですし。

5人のうち生きているのは2人だけで、しかも主人公はロボトミー手術で廃人状態、

スイートピーもひたすら逃亡生活を続ける羽目になる、というラストは、

結局「自己満足」以外の何の救いがあったというのでしょうか?

 

『タナウツネット雑記ブログ』

 

自称映画通どもの主張の、最大公約数をみちびける。

「この映画は救いがない」。

ふたたびジェナ・マローンの発言をひく。

 

ロケットは結果なんて考えずに思ったままに行動しちゃって、

いつも姉のスイートピーや周囲の人々に迷惑をかけているけど、

いざという場合は勇敢にもなれるタフな女の子。

言うまでもないけれど、この映画は友情と自己犠牲の物語なのよ。

 

映画プログラム

 

ジェナ。

「言うまでもない」なんて、滅相もない。

わからないヤツは、わからないのさ。

この世は、自己犠牲の精神をもたぬ俗物ばかり。

もし自由がほしいなら、戦うしかない。

だが戦いに勝つには、おのれを犠牲にしなくてはならない。

この矛盾がすなわち人生で、救済もここにある。

 

 

 

 

 

褒めるにせよ貶すにせよ、批評は創造的であるべき。

うつくしい文章を書けない人間は、

そもそも藝術に縁がないのだから、沈黙してほしい。

読み書きが苦手なら、絵を描いたらどうか。

「ピクシブ」には多数のイラストがよせられている。

これぞまさに創造的批評!

オレも負けていられない。


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