松代直樹の綱わたり芸

060304_1640~01

J1 第7節 鹿島-G大阪
結果:[0-0]

鹿島は新井場と内田の両サイドバック、大阪は播戸を欠いて、おたがいに攻撃の最後の一工夫がたりなかったとおもう
とくに大阪はトップにはいった山崎(69分からは佐々木)が機能せず、こわさをかんじなかった

両チームともブラジルスタイルの4-4-2で、サイドバックの攻撃参加がゲームの趨勢を左右する
実際にサイドバックを経験した人はわかるとおもうが、これはなかなかむずかしいポジションだ
目のまえに広大なスペースがあいていればつっぱしりたくなるが、ピッチを全速力で上下動するのはすごくつかれるし、自分が上がったあとにできる空き地を味方がうめてくれるという信頼感も必要
ようするにチームとして心理的な主導権をにぎらないとなかなか機能しない戦術といえる
現時点でのチーム力はほぼ互角だが、ホームアドバンテージにあとおしされてか前半は鹿島が優勢になった
いつものようにうしろから攻撃を支援するバランスがよく、なめらかなサイド攻撃をくりだしていた

よわり目にたたり目という感じで、大阪にアクシデントがおこる
32分、GKの藤ヶ谷が故障して松代と交代
おされている状況での出場は34歳のチームキャプテンにも困難だったろう
ところがしばらくすると、鹿島の攻撃の歯車がかみあわなくなった
雨がふっていたので、遠目から地をはうシュートをうてば大阪の守備はまちがいなく崩壊した
解説の木村和司も「ワシなら絶対うっちょる」といわんばかりでおかしかった
ピッチを突如ふきぬけた心理の乱気流は、鹿島にそんな定石をうつ機会をうばい、むずかしい時間をのりこえた大阪はその後リズムをとりもどした
綱をなんとかわたりきった松代は、後半開始直後にもすばらしいセーブをみせた
勝ち点1をもたらしたベテランの精勤ぶりをたたえたい

無得点でやや低調な試合だったが、実況の曽根優はうまく放送室の空気をコントロールしていた
頭のわるいアナウンサーは、点がはいらないとたいてい不機嫌な口調になり、テレビのまえのわれわれをさらにイライラさせる
まだわかいけれど、ことばのえらびかたが慎重でいいアナウンサーだとおもった

[テレビで観戦]
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苑田 謙

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