ハナツカシオリ『絶対零度アイドル』

 

 

絶対零度アイドル

 

作者:ハナツカシオリ

掲載誌:『ヤングキングアワーズGH』(少年画報社)2019年-

単行本:YKコミックス

ためし読み/当ブログの関連記事

 

 

 

時は近未来。

人気のアイドルグループ「ブライアローズ」のライブが終わると、

彼女たちはステージ上の冷凍装置の中へと入っていった。

また次のライブの日まで眠るために。

 

 

 

 

この時代はコールドスリープが一般化しているが、

それはアイドルにうってつけの技術だった。

加齢が遅くなり、スキャンダルをおこす心配もない。

彼女らは全身全霊、青春のひとときを捧げるのだった。

 

とはいえ、たとえ本人が望んでやってるとしても、

人道面からコールドスリープアイドルに反対する人々も存在する。

テロ事件まで発生している。

 

 

 

 

メガネ男子の「永坂光太郎」が主人公だ。

もともと技術職志望でアイドルに疎いが、

手違いでブライアローズのマネージャーを務めることになる。

 

ふわっとした服装などに、作者の画力の向上が感じられる。

 

 

 

 

実は永坂は、反対派が送りこんだスパイだった。

ブライアローズを陰で支えつつ、ドームでのライブを阻止しようと企む。

 

『ストーカーズ』同様、作者はサスペンス方面に力を入れてるらしい。

 

 

 

 

近未来といえばディストピアと、相場が決まっている。

かわいらしい絵柄が売りのハナツカシオリだが、

グループ内のすれ違いや摩擦を生々しくえがく。

 

ストーリーは、ややリーダビリティが不足してるかもしれない。

主人公とアイドルと反対派がそれぞれ葛藤を抱え、すっきりしない。

 

 

 

 

それでも絵の力で読ませる。

『ギリギリ魔法少女?法子』などは素朴な作風だったが、

華やかさや艶めかしさがくわわり、どうにも抵抗しがたい。

ちなみに僕のお気にいりは、左から二番めの百合担当「遥」だ。





関連記事

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

最近の記事
記事の分類
検索とタグ

著者

苑田 謙

苑田 謙
漫画の記事が多め。
たまにオリジナル小説。

Twitter
メール送信

名前
アドレス
件名
本文

カレンダー
01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
月別アーカイヴ
02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03