金田一蓮十郎『ゆうべはお楽しみでしたね』4巻

 

 

ゆうべはお楽しみでしたね

 

作者:金田一蓮十郎

掲載誌:『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)2014年-

単行本:ヤングガンガンコミックス

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レアモンスターとのエンカウントである。

ゴローさんの友人である「あやの」が、パウの職場へ押しかけてきた。

ちょっと話したくらいで、全然親しくないのに。

 

 

 

 

ことわりきれず、仕事終わりに食事をすることに。

あやのは手を握ってきたり、あきらかに気がある。

 

 

 

 

「場所」を変えようとラブホテルへ誘われる。

ゴローさんを好きなくせにズルズルと流されるパウだが、

彼氏がいるとあやのが前に言ってたのを思い出し、問い質す。

 

あやのは今の彼氏に不満があって、もっといい人をさがしていた。

結婚前提で付き合えそうな。

でも独り身になるのが一番嫌なので、保険をかける意味で粉をかけてきたわけ。

 

こうゆう人となりを、あえてカタカナ三文字で表現するなら「ビッチ」なのだが、

孤独を感じたくないとゆう女心を匂わせる人物造形が巧みだ。

 

 

 

 

パウに泣きつかれたゴローさんは、クレーム処理のためあやの宅を訪問。

脈ナシだから、もうパウへちかづくなと。

ところがあやのは女のカンで、パウのことが好きなのかとたずねる。

もし好きなら手を出さないとも言う。

こう見えて自分は、恋愛より友情を優先するから。

 

あやのにはあやのなりの行動規範がある。

お邪魔虫から一転、恋のキューピッドに。

 

 

 

 

ゴローさんがどう返答したか、はっきり描かれない。

翌朝の洗顔中のモノローグで婉曲的に表現。

とにかく本作のヒロインは、引き返せない状況におかれた。

 

 

 

 

晴れてパウとゴローさんは恋仲に。

決してみじかくない物語における決定的な瞬間(いわく大型アップデート)を、

キスシーンとかではなく、なにげない一言ですます定石外しに感服。

神業とすら思える。





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