鈴木マナツ『コネクト』3巻

 

 

コネクト

 

作者:鈴木マナツ

掲載誌:『ウルトラジャンプ』(集英社)2016年-

単行本:ヤングジャンプコミックス・ウルトラ

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同人イベントでCDが完売したのを祝し、

アニソン制作チーム「スタードロップ」は海で合宿をおこなう。

マイペースな絵師・藤尾さんの水着姿が、意外なほどキュートでセクシー。

 

 

 

 

鈴木マナツの強みは描線のうつくしさ。

女のカラダを描かせたら、だれにも負けない。

でも『コネクト』では武器を出し惜しみする。

 

あと僕がおもうに、本作のストーリーは「オッズ」がはっきりしない。

主人公が賭けに勝ったらなにを手に入れるのか、

負けたらなにを失うのか、よくわからなくて読者はいまいちノレない。

 

 

 

 

3巻ではアラサー声優「花巻しおり」が登場。

キャリアはパッとせず、そのくせ担当キャラへの愛着がふかく、

レコード会社の人間からめんどくさい女とおもわれている。

 

 

 

 

しおりは、和奏が提出したキャラソンのデモに感動し、

レコード会社の会議室でみっともなく号泣する。

キャラクターのことを、演じる自分をのぞけば誰よりもふかく、

作曲者が理解してくれたのが、音楽からつたわったから。

 

アラサー女子の純情がほとばしる名場面だ。

 

 

 

 

ギョーカイものである本作には、矛盾が内在する。

どんな業界だろうと、決定権をにぎるのはオジサンであるとゆう社会的現実と、

女の子を描くときもっとも際立つ作者の資質のあいだに。

 

たとえばネコ耳マネージャーの「リカ」には、

『阿部くんの七日間戦線』の最凶ヒロイン「一夏」の残響がただよう。

でも、こうゆう楽しみが散発的なのが残念だ。

 

 

 

 

作者がツイートしている。

 

ご無沙汰してます

コネクト3巻の単行本作業ぼちぼち進めてます。

やったー足塗れると思ったけど

この絵はかなり小さく使われるのを思い出して…

 

ああ、やっぱりマナツ先生は女の子の脚が大好きなんだなと、

ファンである僕はほくそ笑んでしまった。

そんなに好きなら、もっともっともっともっと描けばいいのに。





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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

タグ: 鈴木マナツ 
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