板倉梓『間くんは選べない』2巻

 

 

間くんは選べない

 

作者:板倉梓

掲載誌:『月刊アクション』(双葉社)2016年-

単行本:アクションコミックス

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第1巻の最後で、仕事仲間のあんりと結ばれた間くんは、

軽く二股(キスまで)をかけてた鏡香に対し、別れ話をきりだす。

ところが鏡香はひどく動揺する。

女子高生にしては大人っぽいから、わかってもらえると思ってたのに。

 

 

 

 

間はその場をごまかし、鏡香を自宅へつれこむ。

制服を脱がされた鏡香は、なにもかもはじめてで、羞恥のあまり身悶える。

よくないと自覚しつつも、間は鏡香の処女をうばう。

 

26歳まで童貞だった間は、とくべつ女癖が悪くはない。

個人の性格や理性では抵抗できない、大きな力に押し流された。

 

 

 

 

それからは二股セックス三昧。

2巻収録の5話だけで、鏡香と3回、あんりと2回。

憧れの女性が求められるまま、フェラチオしてくれたり騎乗位で乱れたり。

夢の様な生活をおくる。

 

成人向け指定されてないのが不思議なほど、2巻はエロい。

ショッキングですらある。

だって『少女カフェ』の作者が、初期から完成してた絵柄を変えず、これだもの。

 

 

 

 

脇役の存在感は、板倉作品の特徴のひとつ。

鏡香の親友である「美沙」が、間を品定めしにやってきた。

 

背伸びするタイプの鏡香が、年上に惹かれるのはわかる。

でもその嗜好につけこまれ、悪い男に遊ばれてないか心配。

 

 

 

 

あんりを交じえた飲み会で口をすべらせ、浮気がバレそうになる。

いつもは軽薄で嫌味な上司が、さりげなく話を逸らせて窮地からすくう。

 

 

 

 

それとは逆に、学生時代からの友人でノイズミュージックが趣味の「広田」が、

急にモテだした間に嫉妬し、二股の報いを受けさせようと暗躍。

 

あちらが立てば、こちらが引っこむシーソーゲーム。

確固たるバランスと構成力は、作者ならでは。

 

 

 

 

ぐっちょんぐっちょんにエロエロで、板倉先生どうしたのと不安なくらい、

相当タガが外れている本作だが、暴走すればするほど逆説的に、

作者の器用貧乏っぷり(失礼)が顕著になる奇妙な作品で、

藝のない僕はいつもの結論をつぶやくことになる。

 

板倉ガールズはやっぱりピュアで、やっぱりかわいいと。





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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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