ねこ末端『陽下3姉妹はかまってほしい』

 

 

陽下3姉妹はかまってほしい

 

作者:ねこ末端

掲載誌:『コミック電撃だいおうじ』(KADOKAWA)2016年-

単行本:電撃コミックスNEXT

[ためし読みはこちら

 

 

 

きょうだいモノの注目作である。

中学3年生「貞利」の母親の再婚相手に娘が三人いて、

しかも美人ばかりなため自宅はいきなり花園と化した。

 

 

 

 

高校1年の次女「美乃里」はかまってちゃん。

ぱっつん前髪に三つ編みがかわいい。

もともと弟がほしかったそうで、やたらちょっかいを出してくる。

薄着でうろつく義姉に90cmのバストを見せつけられ、貞利は目のやり場にこまる。

しまいにはやりすぎて、新米姉弟は気まづい雰囲気に。

 

 

 

 

長女の「珠璃(じゅり)」は家では裸でいる主義だったが、

思春期男子にはあんまりだから、水着で手をうつ。

胸の大きさはともかく、スタイルのよさは美乃里に負けてない。

水着も日替わりで、裸よりかえってエロいかも。

 

 

 

 

三女の「杏梨」は爬虫類がすきな小学生。

ちょっと反応うすい子だが、お兄ちゃんができて嬉しいらしく、徐々に心をひらく。

 

 

 

 

やはり胸囲が物を言うのか、次女の美乃里がヒロイン格だ。

描写がこまやかで、ブレザーの皺や影にみとれる。

あと右の黒髪ショートの子は僕好みで、モブキャラなのに印象的。

 

ねこ末端はあとがきで、本作は作画に特に力をいれたと述べており、

ヴィジュアルは実際、前作とくらべ格段に充実している。

腕が上がったのだろうし、リソース配分見直しのおかげもあるだろう。

プロット構築やネーム作成や取材や資料集めより、

女の子をえがく作業にひたすら時間をついやすべし。

それが自分の強みだから。

 

 

 

 

とはいえ空疎な作品ではない。

映画館デート中にガラの悪い連中にからまれたとき、

俺は「弟」なんかじゃないと、貞利は男らしさをアピール。

 

親の事情で共同生活をおくることになった思春期の男女が、

おたがいを知りながら関係をふかめてゆく一方で、

義理とはいえ姉弟であるため葛藤も表面化する。

 

 

 

 

2017年1月現在、きょうだいモノに目新しさは感じられないが、

かわいさの一点突破によって群を抜いた輝きをはなつ本作は、

極上の癒やしを読者に注入してくれる。





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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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苑田 謙

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