作楽ロク『ブスに花束を。』

 

 

ブスに花束を。

 

作者:作楽ロク

掲載誌:『ヤングエース』(KADOKAWA)2016年-

単行本:角川コミックス・エース

[ためし読みはこちら

 

 

 

「喪女モノ」のラブコメだ。

主人公の「田端花」は地味でぽっちゃりで、自分をモブとみなしているが、

ふとしたきっかけでスクールカースト最上位の「上野陽介」と親しくなる。

 

ちなみに名前を山手線の駅名から取っていておもしろい。

 

 

 

 

田端が毎朝早くにこっそりと教室の花を替えていると知り、

上野は彼女に興味をもちはじめた。

ただの美化委員の仕事だが、これはこれで秘密の共有となる。

少女漫画的フラグが立った。

 

 

 

 

田端の日常が変わりはじめる。

放課後にみんなでラウンドワンへ行くとか、

最底辺のブスには縁のないイベントに巻きこまれる様に。

どちらかとゆうと、いやかなり迷惑。

 

 

 

 

天使みたいに可憐なリア充女子「鶯谷」にも、誤解される。

自分と上野が付き合っていると。

こちらとしては女子高生らしいことをせず、ひたすら目立たず、

自己主張せず、波風立てずに高校3年間をやり過ごしたいだけなのに。

 

 

 

 

誕生日に家族とお好み焼き屋で食事とゆう、微妙なイベント。

偶然、そこでアルバイトしている上野と出くわす。

娘がイケメンと仲が良いと知った母は舞い上がり、マシンガントークをはじめる。

いいシーンだ。

 

 

 

 

鶯谷も、敵役としての本性を徐々に発揮。

美貌ゆえにチヤホヤされ、幼いころから人生イージーモード。

欲しいものは全部、楽勝で手に入れてきた。

 

 

 

 

漫画の世界では、かわいい女主人公が溢れかえっているため、

喪女はテーマとして差異化を図るのにうってつけ。

ただし、主人公がネガティヴすぎて話が転がらないとゆう難点もある。

 

脇役や舞台を丁寧にえがく本作は、バランスのとれた佳作だ。





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