abua『嘘八百景シタタラズ』

 

 

嘘八百景シタタラズ

 

作者:abua

掲載誌:『アワーズGH』(少年画報社)2016年-

単行本:YKコミックス

[ためし読みはこちら

 

 

 

ヒロインは「魅秤 普賢(みはかり ふげん)」、高校1年生らしい。

ニャル子さんとおなじく、バールのようなものが似合う。

釘でもなんでもヌイてくれそう。

 

 

 

 

普賢さんは「十王」の一員。

地獄で死者を裁く、閻魔の仲間である。

本作では、人間に取り憑いて嘘をつかせる魔物「二枚舌」を引っこ抜く。

 

 

 

 

人はみな、呼吸する様に嘘をつく。

たいてい自分のため、ときどき他者のため。

魔物はその弱さにつけこむ。

 

日常生活にひそむ「怖さ」をえがく物語だ。

 

 

 

 

普賢さんの胸を強調したハイウエストスカートや、

自由奔放な言動は、『だがしかし』の枝垂ほたるを髣髴させる。

 

 

 

 

でも少年誌連載のあちらにくらべ、こちらは青年誌。

お風呂でスキンシップをはかるなど、子供だましの漫画ではない。

この点もニャル子さん寄り。

 

ただしニャル子さんは、戦略的に真尋を落とそうとしていたが、

普賢さんは天然で、ピュアな好奇心から主人公に接近する。

 

 

 

 

僕は作者abuaにくわしくないので、アマゾンレビューを引用。

 

 2.バトルシーンでの迫力・スピードが感じにくい

作者の持ち味のひとつとして丁寧な作画があると思いますが、

線がハッキリした絵柄なので

動きのある漫画に仕上がり辛くなっていると思います。

 3.コマ割の仕方

これは作者のデフォルメ漫画のクセが強く出ているせいだと感じます。

 

的外れな批評じゃないと思う。

だが逆に言えば、学園生活の一コマをきりとるラブコメパートは秀逸。

 

 

 

 

人間のエゴイズムにむきあう重いテーマや、激しいアクションは、

本作が初オリジナルであるabuaには、やや重荷だったかもしれないが、

それを補って余りある、キャラデザや表情の愛くるしさ。

 

ちなみに髪飾り的なアイテムは、嘘を感知して光るスグレモノ。

 

 

 

 

本作はいま一番、ヒロインがかわいい漫画のひとつだ。

これが嘘じゃないのは、見ればわかるでしょう?





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