志摩時緒『夜にとろける』

 

 

夜にとろける

 

作者:志摩時緒

掲載メディア:『楽園 web増刊』(白泉社)2015年-/同人誌

単行本:楽園コミックス

[ためし読みはこちら

 

 

 

白泉社のサイトや同人誌で発表した連作をあつめたもの。

表題作『夜にとろける』が単行本のタイトルとなったが、

そこに巻数がふられたせいで、ちょっとややこしい。

 

要するにJKのいちゃラブを、よりどりみどりで堪能するための一冊。

 

 

 

 

『夜にとろける』は、高校生の「純香」と大学生の「新太」の話。

最初からラブラブで、ケンカもすれ違いもなく、最後までラブラブ。

 

マンガ的記号のない

ふつーの子が好きです

 

リアル女子高生集団見ても

みんな似た髪型してるよね

 

作者コメント

 

ツインテやゴスロリやギャル系みたいな「マンガ的記号」はリアルじゃない。

街を闊歩するJKはもっと透明な存在だから。

 

 

 

 

ふたりはバイト先のドラッグストアで知り合った。

無地のTシャツ一枚の、純香の清潔感に惹かれる。

 

 

 

 

純香と新太は、すでにカラダも結ばれている。

セックスシーンは純香のモノローグと併行して描かれ、端正ですらある。

 

自分は絵が上手いわけではないし、

漫画の描き方についてしっかり習ったことがあるわけではないので、

出来る範囲で丁寧に描くことを意識しています。

枠線からはみ出た線はちゃんと消すとか、

吹き出しはセリフと画面に合わせて適切なサイズにするとか。

パッと見て読みやすい画面になるように気をつけて作画してい ます。

 

作者インタビュー

 

たとえホムンクルスみたいな画力がなくても、

丁寧に消しゴムツールをつかったりするだけで、絵に緊張感がみなぎる。

 

 

 

 

衣服を剥ぎ取られる純香。

でも恋人の言葉が心に侵入したため、露出した胸より顔をかくす。

 

 

 

 

事後、枕元のスマートフォンへ手をのばす。

9月15日17時52分。

日没前に抱き合ってたら、まだ汗だくになる季節だ。

隣で伸びをする純香がかわいい。

 

 

 

 

髪を櫛でとかし、スカートの皺をのばす。

本作のテーマはセックスだが、それは前後のコンテクストにつながっており、

ぱっと炎の様に燃え上がっては、さらさらと水の様に流れてゆく。





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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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苑田 健

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