瀬戸口みづき『ローカル女子の遠吠え』

 

 

ローカル女子の遠吠え

 

作者:瀬戸口みづき

掲載誌:『まんがタイムスペシャル』(芳文社)2014年-

単行本:まんがタイムコミックス

[ためし読みはこちら

 

 

 

アラサーの「有野りん子」は、東京でデザイナーとして働いていた。

けっきょく芽が出ず、地元の静岡へもどるが。

心でなく、肋骨を物理的に折られる事件が、帰郷のきっかけのエピソード。

 

 

 

 

静岡では事務員として職につく。

やはり落差は大きい。

特に「女はこうあるべき」とゆう保守性が。

 

 

 

 

課長も悪い人じゃないが、「30過ぎて独身は恥づかしい」とか平気で言う。

この価値観が田舎、つまり日本のマジョリティであり、今後も変わりそうにない。

 

 

 

 

りん子と一緒に昭和的なズッコケを演じたのが、同僚の「雲春」。

東京出身だが、酒の席の失言で左遷された。

上司のくだらない戦国武将話へのツッコミがおもしろい。

 

 

 

 

ハッチは、りん子の高校の同級生。

ほぼ同時期に東京から出戻った。

こちらはブラック企業時代にうけた傷がまだ癒えてない。

引用しないが、「茶摘み休暇」が許されて泣く場面はおかしくも感動的。

 

都会と田舎、どちらが良いとも悪いとも言えない。

ただ、ちがうだけ。

 

 

 

 

「静岡あるある」ネタが、本作のセールスポイント。

静岡県民の信仰の対象と言えば富士山だが、

それは山梨県民との宗教戦争の火種になりうる。

 

 

 

 

「しぞーか」は神奈川と愛知に挟まれて影が薄いけど、

本当は富士山・お茶・伊豆・サッカー・ヤマハ・徳川家康と魅力たっぷり。

海の幸も豊富だ。

しかし雲春はグリーンピース激怒必至の、ある商品を発見する……。






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テーマ : 4コマ漫画
ジャンル : アニメ・コミック

タグ: 萌え4コマ 
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