『12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~』
12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~
出演:加隈亜衣 木村珠莉 斉藤壮馬 堀江瞬 原紗友里
原作:まいた菜穂
監督:大宙征基
助監督:羽原久美子
キャラクターデザイン:萩原しょう子
シリーズ構成:坪田文
アニメーション制作:オー・エル・エム
放送:2016年4月4日-
ある雨の日の下校中、小学6年の「結衣」が悩みを打ち明ける。
彼女は初潮を迎えたばかりだが、父子家庭であるため、
生理用品をどうするかなどの相談相手がいない。
主人公の「花日(はなび)」は体が小さく、
初潮もまだだが、親友のためドラッグストアにつきそう。
生理用品の棚で右往左往するさまが可愛い。
体育の時間、結衣がお腹をおさえて倒れる。
6年2組は非常に男子と女子の仲が悪いので、
生理をからかわれるのを恐れて我慢していた。
案の定、お調子者の「エイコー」がはしゃぎだす。
「バリアしようぜ、生理が伝染るから~!」
ただでさえ自分の体の変化にとまどっているなか、
追い打ちをかける様な発言に結衣は傷つく。
花日の怒りが爆発する。
倒れるまで結衣が無理したのは、だれのせいと思ってるのか。
男だろうが女だろうが、子供だろうが大人だろうが、
この辛さをわかってあげられないなんて、絶対ゆるせない。
監督の大宙征基は、『きらりん☆レボリューション』の監督でもある。
ときに元気でかわいく、ときにしっとりと女らしい、
思春期の扉をあけて飛び立とうとする少女たちを、いきいきと描く。
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