水瀬いのり『Milky Star』 ドラマCD『√HAPPY+SUGAR=IDOL』主題歌
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Milky Star
水瀬いのりの楽曲
ドラマCD『√HAPPY+SUGAR=IDOL』主題歌
作曲:カヨコ
作詞:分島花音
発表:2015年
8月8日、六本木のニコファーレで催されたニコ生のイベントに、
声優の水瀬いのりがミニハットをつけて登場。
「きょうは……すごい女の子がいっぱいで、幸せです!」
いつもと客層が正反対なのは、乙女ゲームのRejetのイベントだから。
観覧者は男性声優目当てに集っている。
アウェー戦と言ってよく、出演者としては守りに入るのがセオリー。
「うわぁ、ピンクの色もありがとう……嬉しいです~」
30秒ほどの短いMCで煽られる観客。
いのすけは猛烈な頭の回転の速さを感じさせる。
ジュニアアイドルのキャリアで場慣れしてるのもあるか。
マスコットキャラの「さとぅ」が闖入。
それでも息の合ったダンスをみせる。
「甘い甘いミルキーウェイ 光る恋のスピカ♪」
360度をかこむLEDモニターがキラキラ輝き、まさにそこは乙女の夢の世界。
この日彼女は、イベントを掛け持ちしていた。
『Milky Star』はこれが初披露、そもそも楽曲を単体でリリースする予定もなく、
最高のパフォーマンスでなくても辯解可能だが、完璧なそれを見せた。
「乙女系」の宇宙での自分の立ち位置を把捉、天体望遠鏡のレンズみたいに、
無色透明で最大公約数的な女の子を演じきっている。
アニメとゆう背景を保ちつつ、顔出し仕事も積極的におこなう今の声優は、
「2.5次元」の存在と評されたりする。
なかでも水瀬いのりは、水樹奈々を崇拝し歌手指向が強く、
アイドル・藝能人の定義の更新を迫るミステリアスな人だ。
言うなれば「2.7次元」?
私はイベントで皆さんにお会いして楽しい時間を過ごすことも
素敵だし楽しいと思っていますが
やっぱり自分の軸にある第一の希望としては
自分が声を当てたキャラクターや作品をずっと好きでいてもらうこと。
だからこれからも*声*でたくさん恩返ししていきますねっ。
しかしブログでは「2.3次元」的発言が。
悩ましい。
要するに、次元数にこだわる僕の頭が古いんだろう。
西部劇で有名なジョン・ウェインは駆け出しのころ、自分が無能な役者だと悟り、
日常生活の話し方や歩き方までタフガイらしくふるまうことで、
「ジョン・ウェイン」とゆうキャラクターを独力でつくりあげた。
現代日本では「水瀬いのり」の神話が、全次元を包摂する勢いで進化している。
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