古味慎也/HiRock『EX-ARM』

 

 

EX-ARM

 

作画:古味慎也

原作:HiRock

掲載誌:『グランドジャンプ』(集英社)2015年-

単行本:ヤングジャンプ・コミックス GJ

[ためし読みはこちら

 

 

 

「かわいい婦警さんに逮捕されたい」とは、だれしも思うことだろう。

古典として『逮捕しちゃうぞ』があるし、『攻殻機動隊』も言うなれば婦警もの。

凸凹コンビの活躍をえがく本作『EX-ARM』は、前者の系統に属す。

 

『EX-VITA』(2011-3年)のゴールデンコンビ「美波とアロマ」が、

パラレルワールドに復活したことは、このジャンルの訴求力をものがたる。

 

 

 

 

古味慎也の特徴は「画力の高さ」。

曖昧な批評でもうしわけないが、ほんとに高いのだから仕方ない。

 

アンドロイドのアロマが、運動制御機能をうしない横たわる様子。

絵だけで、サイバーパンク的状況がつたわるでしょ?

 

 

 

 

僕はどちらかとゆうとダクトを抜けるシーンにうるさい方だが、

パースのとりかた、接写具合、いづれも賞讃にあたいする。

 

 

きれいなおっぱいだ……

 

 

比較的サービスシーンの多い作品なのに、あまり卑猥じゃないのは、

表情のつけかたがうまく、たとえば美波ならドジだけど気さくだったり、

各人のイキイキした個性がつたわるからと思う。

 

 

 

 

上記の魅力は『EX-VITA』の延長線上にあるもの。

しかし当ブログを検索したら、『VITA』の記事を書いてなかったと判明。

画力に舌をまいたが、いまいち感動しなかった覚えがある。

 

原作者つきの『ARM』でも、「だからなに」的な置いてきぼり感を除去できてない。

 

 

 

 

主人公さえ「ついていけない」と愚痴るストーリーラインを、

読者が把握するのは骨が折れるが、とにかく追いかけるしかない。

たとえば「鹿王院さん」のお尻。

 

 

 

 

ストリートチルドレンの「小春流ちゃん」も捨てがたい。

 

能天気もクールビューティも優しいお姉さんもロリも、

なんでもこなす描き分け能力は、すでに巨匠の域に達している。

彼女たちに捕まるなら、終身刑でもかまわない。






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