高木秀栄/草下シンヤ『REVOLT』

 

 

REVOLT

 

作画:高木秀栄

原作:草下シンヤ

掲載サイト:『Comic Walker』(KADOKAWA)2014年-

[高木秀栄の前作『ねりこちゃん造形中!』の記事はこちら

 

 

 

戦争ゲームが得意な高校生「成瀬晃」がその腕前を買われ、

革命請負企業に利用されるとゆう話。

芝村裕吏の『マージナル・オペレーション』に似ているが、

学園モノ要素がある分だけ、本作の方がより漫画的。

 

 

 

 

知らぬまに殺戮の片棒をかつがされた成瀬は苦悩するが、

組織から監視役の「ソフィア」が学校に送りこまれ、逃げられない。

「謎の転校生との接近」とゆうラブコメイベントでもある。

 

 

 

 

「ゲーム画面」に幼なじみの「宝珠(ほうじゅ)」の父親があらわれる。

アフリカで武装勢力の人質となった。

 

 

 

 

それでも「ぽー」は気丈にふるまい、日直の仕事をこなすため登校。

前作『ねりこちゃん造形中!』でもおもったが、高木秀栄は画力がたかく、

メリハリのきいた演出もたくみで、ときおりハッとさせられる。

注目すべき作家だ。

 

 

 

 

各国の革命軍をひきいて暴れまわっても、所詮はただの高校生。

日常ではつまらない教師ひとりに服従せざるをえない。

どうにもならない現実。

 

 

 

 

僕も小説の題材にしたのでわかるが、「革命」はフィクションにしづらい。

あらゆる政府の活動は、政権維持を最優先するわけで、

革命は理論上ありえない現象なのだ。

勿論、崩壊寸前まで弱体化した政府も存在するが、

それを相手に戦うのは「弱い者いじめ」に見えてしまう。

 

あと革命を海外へ輸出してる場合かともおもう。

国内需要は十分なはずだ。

 

 

 

 

しかし僕は『マージナル・オペレーション』より本作を推したい。

ぽーの造形のみごとさ。

狂いのない手の描写にあきらかなデッサン力。

胸なんかぺったんこなのに、肉感的でやわらかそうにみえる。

 

かわいさとゆう正義をつらぬく、これもひとつの革命だろう。






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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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