平尾リョウ/猪原賽『放課後カタストロフィ』

 

 

放課後カタストロフィ

 

作画:平尾リョウ

原作:猪原賽

掲載誌:『月刊ヒーローズ』(小学館クリエイティブ)2015年-

単行本:ヒーローズコミックス

[ためし読みはこちら

 

 

 

ノストラダムスの予言にしるされた「恐怖の大王」が実は幼女で、

1999年7月にちょっと遅刻したため、つぎの世紀末まで、

とりあえず主人公である男子高校生の家に居候するとゆうお話。

 

 

 

 

いまの若い子の耳に「ノストラダムス」のカタカナ7文字が、

どれほどのアクチュアリティをともなって響くのか知らない。

「だれ?」って反応かな。

 

作画担当の平尾リョウは漫画なら『4じてん。』、

ほかに3DSのゲーム『レジェンド オブ レガシー』のキャラデザなど手がけた。

大王ちゃんが指先一本で富士山頂をふきとばす描写とか、あざやか。

 

 

 

 

コスプレ幼女にしか見えない大王ちゃんを連れ歩いてたら、

同級生の「酉野さん」にデートだと勘違いされる。

学園ラブコメ要素もたのしい。

 

 

 

 

しかし見ためはロリでも、中身は恐怖の大王。

ちかくにいればトップニュース級の災厄に巻きこまれる。

 

 

 

 

大王ちゃんの魔力のおかげで一命をとりとめた酉野さんだが、

彼女にも裏の顔があった。

 

女子のグッとくる表情がオカルト話をもりあげる。

 

 

 

 

秘密結社「イルミナティ」は、スカイツリーに偽装した移民船で星間移民をたくらむ。

さらに悪魔教団なども、季節はづれの世紀末バトルに参戦、

雑誌『ムー』的な世界観をくりひろげる。

 

 

 

 

とはいえオカルトより僕の胸に響くのは、目の表情づけ。

瞼をとじてからパッとみひらく2コマの、「意識の流れ」がうつくしい。

 

やはりノストラダムスは嘘つきだったけど、ここにはなんらかのリアリティがある。






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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

タグ: ロリ 
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