米田和佐『だんちがい』2巻 妄想する女子とゆう妄想

髪の流れがいい

 

 

だんちがい

 

作者:米田和佐

掲載誌:『まんが4コマぱれっと』(一迅社)2011年-

単行本:4コマKINGSぱれっとコミックス

[Kindle版/1巻の記事/同作者の『えこぱん』]

 

 

 

小中高の女きょうだいとの団地暮らしをえがく4コマ。

発売まで2年待ったが、その分かわいさは倍増。

長女「夢月」の胸やお尻もよりリアルに。

7月からアニメもはじまるし、やや地味だがツバつけときたい作品だ。

 

 

 

 

フィジカルな「売り」の部分だけでなく、

五人きょうだいのなにげない日常の一コマが印象にのこる。

 

高1の「春輝」が、足をくじいた姉をおぶったとき、軽さと柔らかさにおどろく。

4コマめでグッとちかよるカメラワークがあざやか。

 

 

 

 

小3の双子、「咲月」と「羽月」。

あまり似てないが仲はいい。

階段を駆け下りるふたりの背中を追うショットに、独特の情緒がある。

せまい団地からあふれそうなウキウキ感。

 

 

 

 

咲月は早熟なオタクで中二病。

悪魔くノ一(?)になりきり、折紙の手裏剣をばらまいて一人遊び。

「妄想する女子」のテーマは、『えこぱん』以来の作者のおハコ。

 

 

 

 

おてんばな羽月がめづらしく憂鬱そう。

「自分はこの家の子じゃないかも」と、子供らしい危惧をいだいている。

だったら正体は魔法少女的なお姫様かなとか、あくまでポジティヴだけど。

 

 

 

 

中3の次女「弥生」が、ラブコメ要素の中軸をなす。

兄が「妹と恋する」PSPのギャルゲーをしてると知り、衝撃うける。

 

 

 

 

まあ高校生なんだから、現実とゲームの違いくらいわかってるよね……。

でも気になってしかたない。

2コマにまたがり、いけない妄想が暴発!

 

 

 

 

この引用部分だけじゃ伝わらないかもしれないけど、

咲月と羽月が、弥生のはりめぐらす「不機嫌フィールド」へとびこむ。

 

心理描写を、物理的手ごたえのあるヴィジュアルに。

「狭いながらも楽しい我が家」とは、まさにこれ。

 

 

 

 

萌え4コマのお約束といえば夏祭り。

いかにあでやかにヒロインの浴衣姿をみせるか、技量がとわれる。

弥生の場合、ふりむいた途端に衿がはだけ、胸元と太腿があらわに。

そして4コマめで、すっきりきれいな肩甲骨をみせる。

 

兄の視線と逆向きにかまえるなど、計算ゆきとどいた撮影術。

最近はやりの「縦のぶち抜き」をひきたてる。

 

 

 

 

縦方向にながれてゆくスペクタクル。

かわいすぎる彼女たちは、きっと妄想の産物だけど、やけに存在感がある。




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(2014/12/22)
米田和佐

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タグ:   ロリ  萌え4コマ 
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