春場ねぎ/廣瀬俊『煉獄のカルマ』の霧咲エリカ様はビッチカワイイ

 

 

煉獄のカルマ

 

作画:春場ねぎ

原作:廣瀬俊

掲載誌:『週刊少年マガジン』(講談社)2014年-

単行本:講談社コミックス

[ためし読みはこちら

 

 

 

高校3年生の主人公がイジメられている。

シコるところを撮影されたり悪質。

 

 

 

 

彼は同級生の「霧咲エリカ」に片思いしていた。

清楚で心やさしく、天使におもえる。

地獄みたいな学校生活の救いだった。

 

 

 

 

授業中に彼女の絵を描いてたら、となりの「夜野さん」にみつかる。

たしかにキモいし、完全に破滅かも。

 

 

 

 

だが霧咲さんはよろこび、絵を褒めてくれた。

その手のあたたかみに、崇拝の念はたかまる。

 

 

 

 

その日の放課後、エリカ様がイジメっ子とイチャつくのを目撃。

裏でつながりネタを共有していた。

優越感にひたり、ゲスな笑顔をみせる。

 

 

 

 

「ここじゃダメ」とか言いつつクンニリングスをうけいれ、身をそらす。

唯一の希望をうちくだかれた主人公は第1話で自殺。

 

 

 

 

死後も霊的存在となり校内をさまよう。

想い人がいかに裏表ある女だったか目の当たりに。

でもダルそうな表情もステキ。

 

 

 

 

「霊にとりつかれた」とからかわれても、どこふく風。

これっぽっちも責任を感じてない。

主人公は歯ぎしりするが、着替えをのぞきたいだけにも見える。

 

体操着をぬぐ手つき、肩甲骨の質感、胸や腰まわりのゆたかさ、鉄面皮な表情。

そしてなにより黒い下着で、悪魔性と娼婦性をシンボライズ。

春場ねぎの初単行本だがオレにはわかる、こいつは「描けるヤツ」だ。

 

 

 

 

竹刀ぶんまわして暴れるエリカ様。

パンツまるだしなおかげで、絵になる場面に。

 

 

 

 

原作の廣瀬俊も漫画家志望だったらしい。

新人で絵が得意なのと話が得意なのをコンビにするのは、

最近よくみかけるプロデュース手法だ。

協調的な競争心がはたらき、モラールのたかい作品となるらしい。

 

読後の印象は、尚村透/河本ほむら『賭ケグルイ』にちかい。

こってりめの女子の表情をおなかいっぱい味わえる。

 

 

 

 

少年誌連載ってこともあり、勧善懲悪的オチのつく物語となるだろうか。

霧咲さんがヒロインだったらと惜しまずにいられない。




煉獄のカルマ(1) (講談社コミックス)煉獄のカルマ(1) (講談社コミックス)
(2015/01/16)
春場ねぎ

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ジャンル : アニメ・コミック

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