カロリーヌ・ド・メグレほか『パリジェンヌのつくりかた』

 

 

パリジェンヌのつくりかた

How to Be Parisian Wherever You Are: Love, Style, and Bad Habits

 

著者:カロリーヌ・ド・メグレ アンヌ・ベレスト オドレイ・ディワン ソフィ・マス

訳者:古谷ゆう子

発行:早川書房 2014年

原書発行:アメリカ 2014年

 

 

 

パリジェンヌが絶対にクローゼットにいれないもの?

ロゴのはいった服よ。

広告じゃあるまいし。

 

30歳になるまえに、自分にあう香水をみつけなさい。

そしてそれから30年、それをつけ続けなさい。

 

パリジェンヌはモードを追いかけない。

だってモードがわたしたちを追いかけるのだから。

本当かどうかともかく、世界はそうしたレジェンドを必要とするもの。

 

 

 

 

なぜパリジェンヌは街角であんなにはげしくキスするのかって?

そこが劇場だからよ。

拍手がほしいくらいだわ。

 

わたしたちは一週間にすくなくとも三人の男に恋をする。

一種の病気ね。

 

こないだレストランで注文するとき、ある男がいった一言をおしえようか。

「ボクにもおなじものを」

わたしは二口だけたべて店をでて、そいつと二度と会わなかった。

アデュー。

 

 

 

 

あまりの上から目線ぶりに、読書中に脳へ血が逆流し、卒倒しかけたが、

それがパリジェンヌなのだし、そうあるため陰で苦心惨憺している。

あの無造作な髪型や着こなしも、長年かけてつちかった努力の賜物だ。

 

彼女らは妹の電話番号を、架空の男性名で登録する。

男をイラつかせるのも、パリジェンヌのたくらみの一部。

 

 

 

 

パリの冬はさむいけど、ダウンは着ない。

太ってみえるなんて最悪。

 

肌をみせるなら「3cm」まで。

パリジェンヌなら誰でもしってる、自身をミステリアスに演出するメソッドだ。

 

 

ジャン=ポール・サルトルとシモーヌ・ド・ボーヴォワール

 

 

ブランド物の鞄なんて興味ない。

よんでいる新聞のブランドの方が、ずっと大事。

 

ディナーの会話は、あえて政治からはじめる。

カール・マルクスを論じたりする。

話がどんどんつまらなくなり、ゆうことがなくなれば、メインの食事のはじまり。

 

 

 

 

パリっ子がもっともこのむ話題は、精神分析。

ラカン派がいいか、フロイト派がいいか、それともユング派か。

精神分析をきらう人間もいるが、いづれにせよ議論は白熱する。

 

勿論、自分にどんな診断がくだされたかは話さない。

謎めいてるからこそ、彼女らはパリジェンヌなのだ。




パリジェンヌのつくりかた (ハヤカワ・ノンフィクション)パリジェンヌのつくりかた (ハヤカワ・ノンフィクション)
(2014/11/21)
カロリーヌ・ド・メグレ、アンヌ・ベレスト 他

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