カツヲ『ひとりぼっちの○○生活』

 

 

ひとりぼっちの○○生活

 

作者:カツヲ

掲載誌:『コミック電撃だいおうじ』(KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)2013年-

単行本:電撃コミックスNEXT

[ためし読みはこちら

 

 

 

ついに中学の入学式をむかえた「一里(ひとり)ぼっち」。

校舎がラストダンジョンにみえる。

「友達づくり」とゆう高難度クエストに畏縮する。

 

 

 

 

前の席の「砂尾なこ」から攻略にかかる。

「パシリあつかい」でもクリア条件に相当するかは不明。

 

 

 

 

なこは一見ヤンキー風で、教師からもおそれられる。

 

掲載誌『コミック電撃だいおうじ』は、「まんがタイムきらら」フォロワーだが、

本作は『苺ましまろ』や『あずまんが大王』を髣髴させる毒で、

「電撃系」こそ萌え4コマの元祖だとアピールする。

 

 

 

 

副委員長「本庄アル」の人物造形に、特色でている。

ぼっちに貸したハンカチで鼻をかまれた、3コマめの表情がいい。

 

 

 

 

アルはいわゆる「残念美人」。

しっかり者にみえるが、まちがえてランドセルしょって登校することも。

サラッと言い訳する3コマめが、ここでも冴えてる。

 

 

 

 

「きらら系」から、得能正太郎『NEW GAME!』を例にあげ比較すると、

こちらは凝ったカメラワークをもちいる一方、4コマらしい起伏にとぼしい。

各登場人物に、見せ場を公平にあたえる傾向も感じられる。

 

 

 

 

きらら系が、普通の漫画をそのまま「4コマ×15本」のテンプレートへおとしこみ、

ややケレン味に缺ける(そこが魅力だが)のに対し、本作は縦一列でビシッときめる。

 

委員長がつとまりそうにない、「副委員長キャラ」の残念ぶりが浮き彫りに。

 

 

 

 

クラシックな4コマだが、女子の外見は2014年らしいクオリティ。

「自宅訪問回」でなこが伊達メガネをかけたり。

着ぐるみで出迎えたぼっちにスルーされるけど。

 

 

 

 

舞い上がったぼっちがお茶をこぼす。

動顛のあまり韻をふんで、ドープなフロウになった。

 

 

 

 

反対側の肩をトントンたたくイタズラさえ、ネタとして成立している。

たくみなテンポ感で、みなれた校舎を異世界に描きかえる。

 

 

 

 

百合とゆうマルチプレイなら、無理ゲーが神ゲーに。

さあ、いますぐフレンド申請!




ひとりぼっちの○○生活 (1) (電撃コミックスNEXT)ひとりぼっちの○○生活 (1) (電撃コミックスNEXT)
(2014/11/26)
カツヲ

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テーマ : 4コマ漫画
ジャンル : アニメ・コミック

タグ: 百合  萌え4コマ 
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