堂本裕貴『りぶねす』

 

 

りぶねす

 

作者:堂本裕貴

掲載誌:『マガジンスペシャル』(講談社)2014年-

単行本:講談社コミックス マガジン

[ためし読みはこちら

 

 

 

漫画家は、自作のヒロインが世界一カワイイとおもうものだろう。

あくまで主観的に。

 

 

 

 

ガンガンで中二病ファンタジー『REALPG』の連載をおえた堂本裕貴が、

つぎにてがけたのはマガスペでの「妹もの」。

 

主人公「甲斐堂哲郎」は、親の手をかりず妹をそだてた。

 

 

 

 

みじかめのツインテが愛くるしい「花純」は、

天真爛漫な理想の娘にそだち、兄とおなじ高校へ入学。

 

 

 

 

栄養管理も万全なため、おっぱいの発育がめざましい。

頭のてっぺんから爪先まで、男の夢をつめこんだ最強ヒロインだ!

 

 

 

 

成長にあわせブラジャーを新調することに。

はじめてオシャレな下着屋にきたカスミは、緊張してえらべない。

 

 

 

 

妹がこまったとき、それは兄の出番。

つめたい視線にひるまず、ぴったりのブラをゲット。

 

 

 

 

なかよし兄妹でも、勉強をおしえるのはむつかしい。

特に苦手の数学は、兄のえらそうな態度にキレがち。

ふくれっ面もカワイイけど。

 

 

 

 

つい辛辣になるのは、寝ずに妹専用プリントをつくるくらい真剣だから。

自分がいかに愛されてるか知り、ふたりの絆はつよまる。

 

家族愛がベースのほのぼのコメディゆえ、勇人『シスプラス』を連想するが、

妹3人のあちらにくらべての一途さ、おっぱいとゆう飛び道具を考慮にいれると、

本作こそが「妹モノの決定版」であると、ここに宣言しよう。

 

 

部屋着の描写がうまい

 

 

乙女心がわからなくなると、となりの「飛鳥」とベランダ会議をおこなう。

貧乳だけど、親身に相談にのってくれる重要キャラ。

 

ほかにもカスミの同級生で天然な「のり子ちゃん」など紹介したいが、キリがない。

 

 

 

 

哲郎が妹を「生涯の伴侶」と心にきめてると知りながら、

冗談めかして、告白とも解釈できるセリフを口にするアスカ。

 

妹と幼なじみを天秤にかける、いびつな三角関係。

 

 

 

 

妹のしあわせのため必死すぎる哲郎の奮闘が、感動をこえ笑いをさそう。

見よう見まねでパルクールまでこなす。

 

 

アスカの家はお好み焼き屋

 

 

「妹もの」の本質は、男としてためされること。

実の妹に駆け引きやハッタリは通じない。

そして自分より魅力的な男があらわれれば、そっちへなびくだろう。

最高の男だけが、天使に愛される資格をもつ。

 

 

 

 

「どこに出しても恥づかしくない、内面的も外面的にも窮極のヒロインはこれだ!」

……とゆう作者の情熱が、はち切れんばかりにパンパンとつまった傑作。




りぶねす(1) (講談社コミックス)りぶねす(1) (講談社コミックス)
(2014/11/17)
堂本裕貴

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苑田 健

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