タツヲ『アルノサージュ 生まれいずる星へ祈る詩』

 

 

アルノサージュ 生まれいずる星へ祈る詩

 

作画:タツヲ

原作:GUST

掲載サイト:『ニコニコ静画』(ニワンゴ)2014年-

単行本:シリウスKC(講談社)

 

 

 

高層ビル群の威容に息をのむ。

この宇宙をさまよう移民船「ソレイル」で、ひとびとは5000年もくらしてきた。

 

 

 

 

ヒロインは「詩(うた)魔法」で街をまもる「キャスティ・リアノイト」。

ガストからでているRPGの前日譚となる漫画だ。

 

 

 

 

キャスティは相棒の「デルタ」とともに、人間をおそう生物「シャール」とたたかう。

敵をあがめるカルト「ジェノミライ教団」も暗躍しており、油断ならない。

スパイでないかとうたがい、とおりすがりの女を誰何。

 

 

 

 

巫女風の女は気位たかく、侮辱とうけとった。

怒りにまかせ、棒術で威嚇してくる。

 

 

 

 

キャスの制止もきかず、バトル勃発。

ふだんデルタの武器は銃だが、接近戦では大剣に変形する。

 

本作が初連載となるタツヲは、アニメーター経験があるせいか、

日常芝居・メカ・アクションともに、画力は文句のつけようがない。

 

 

 

 

詩魔法でキャスがわってはいり、引き分けに。

パンツまるだしのサーヴィスカットもあったりして、1話からひきこまれる。

 

 

 

 

幼なじみのふたりは、密命おびて「アメノミライ」へ旅立つことに。

やけにうれしそうなキャスティたん。

 

 

 

 

例の女は、アメノミライをすべる「想命姫ラチェット」だった。

度量のひろい君主らしく、一戦まじえたことは不問とする。

路面電車での巡警につきあうと、住民からの評判もよい。

 

背景は手抜きがなく、士郎正宗作品なみにSF空間にひたれる。

 

 

 

 

やはり戦闘が、本作の醍醐味。

人間を挑発する好戦的なシャールを、デルタとラチェットでむかえうつ。

ピリピリはりつめた空気。

 

 

 

 

戦術におもしろみがあり、またそれを達者な空間処理能力で演出。

この作者、脳に最新のGPUを搭載してるにちがいない。

 

 

 

 

 

シャールとジェノミライ教団の襲撃で、ラチェットが可愛がっている少年が命をおとした。

彼女はオリジナルのキャラだが、この場面は心ゆさぶる。

なみはづれて充実したコミカライズだ。

 

 

 

 

ため息でるほどの作画が、「サージュコンチェルト」シリーズへあなたを手招きする。




アルノサージュ 生まれいずる星へ祈る詩(1) (シリウスKC)アルノサージュ 生まれいずる星へ祈る詩(1) (シリウスKC)
(2014/10/02)
タツヲ

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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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