栗山ミヅキ『保安官エヴァンスの嘘』

 

 

保安官エヴァンスの嘘

 

作者:栗山ミヅキ

掲載誌:『週刊少年サンデー』(小学館)2017年-

単行本:少年サンデーコミックス

[ためし読みはこちら

 

 

 

「エルモア・エヴァンス」は、西部の街をまもる保安官。

銃のあつかいも凄腕だ。

しかし頭の中ではつねに女の子のことを考えている。

モテたいため保安官になったから。

 

 

 

 

富豪令嬢の警護をまかされるなど、毎話美少女が登場する。

その都度いい雰囲気になるが、1話14ページではさしたる進展もなく終わる。

『男はつらいよ』的な寸止めエピソードの連続は、日本人好みかもしれない。

 

 

 

 

孤高のガンマンをきどるエヴァンスは、結局のところモテない。

ウェイトレスのスカートの中をのぞいたりする、

職業柄にそぐわないムッツリスケベぶりが本作のみどころ。

 

 

 

 

西部劇の世界観は、20世紀以降の自由恋愛主義とは趣きが異なる。

たとえば氏素性さだかならぬ女を助けたら、

相手はお礼をカラダで支払おうと服を脱ぎはじめる。

こうゆうことに慣れてるらしい。

独特の味つけとして利いている。

 

 

 

 

本作のヒロインは、賞金稼ぎの「フィービー・オークレイ」。

ウサ耳風のリボンが、アメリカンな感じでかわいい。

 

 

 

 

射撃の練習にかまけたエヴァンスとオークレイは、ともに恋愛はからっきし。

おたがいを憎からず思ってるのに、いがみ合ってばかり。

西部劇映画でよく見る、あのじれったい恋模様が、

ラブコメのフォーマットとの意外な相性のよさを発揮している。





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苑田 健

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