しぐちゃん誤配送される

(撮影:Dave Cole

 

 

ワシントンDC在住のセス・ホーヴィッツさんが、

アマゾンでテレビを注文したところ、やけに細長い段ボール箱が届いた。

あけると、中にアサルトライフルが。

「SIG716」だ。

DCでは輸送すら禁じられてるので返品もできない。

即警察へ通報し、没収してもらった。

 

 

天王寺キツネ『うぽって!!』(角川書店)

 

 

そりゃあ、しぐちゃんも怒るわさ。

 

ボクはコンビニ感覚でアマゾンを利用するアマゾン依存症だが、

いつなったらクロネコさんは、ステキなお中元を届けてくれるんだろ。

 

絶対通報なんてしないし、大切にするよ!

 

 

 

参考記事:『ギズモード・ジャパン』


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立木早絵『夢を見る力』

『24時間テレビ』のチャレンジ企画でしられる、全盲の十九歳のエッセイ

 

 

 

 

夢を見る力 自分を愛して、自分を信じて

 

著者:立木早絵

発行:角川書店 2012年

 

 

 

 

『夢を見る力』つて題がステキ。

肺炎にかかつた二歳のとき、網膜までウイルス感染し、

一夜にして視力をうしなつた彼女だからいえる言葉。

 

 

 

 

たしかにコンピュータは世界を変えている。

音声ソフトで文章を読み上げてくれるPCは、かけがえない相棒。

十六歳のときからブログを運営する。

 

 

四歳のとき、兄と庭で泥遊び。泥んこすぎる(笑)

 

 

津軽海峡縦断、トライアスロン、キリマンジャロ登頂に成功した著者だが、

もともと貧血症で、体力はとぼしいのだとか。

キリマンジャロでは憔悴のあまり、水すら飲めなくなるも、気力で乗り切つた。

 

料理ずきで、キャベツの千切りや、タマネギのみじん切りもできる。

ちなみにボクはできない。

 

ファッションに関心があり、和歌山から東京へでると、洋服屋を回るのがたのしみ。

服の選びかたはこんな感じ。

まづ形をおしえてもらい、さわつて生地をたしかめる。

さらに模様や色について聞き、頭のなかで映像を組みたてる。

ちなみにボクは、いまだに服屋が苦手。

 

「なんでもデキる自慢」ばかりではない。

勉強は理数系が得意だが、さすがに図形問題はむつかしい。

ここは共感できた。

 

自分の言葉でかたる随筆はよいもの。

せまくるしい常識がゆるやかに溶けてゆく。

 

 

 

 

娘は母に感化されやすいが、食事のマナーにうるさいくらいで、

さほど教育方針の影響はめだたない。

 

「御近所にこの子をみられたくない」「お母さんのまえで点字を読まないで」

「テレビにでたら何を言われるかわからない」など、むしろ弱気なほど。

心情はわかるし、良い悪いでなく、普通のお母さんとおもつた。

 

自分の道を切り開くための道具は、持つて生まれた自分の性質しかない。

 

 

2010年、全盲者として世界初のトライアスロン完走

 

 

ブログに「ディスニーランドに行つてきたよ!」と書いたら、

「目が見えないのに楽しいんですか?」とコメントされる。

さみしくなつた。

目の見える人間は、おのれの傲慢さが見えない。

 

トライアスロンにいどむ本番前日、

自転車のすぐ横を中継のバイクが走ると知らされる。

愕然とした。

全盲者が、どれほど聴覚に依存するか、番組制作者はかんがえられない。

 

横断歩道で轢かれそうになるのは、よくあること。

怖いというより、カチンとくる。

それより残念なのは、「言葉がけ」がすくないこと。

人にぶつかつたり、白杖で突いたりしたら、著者はかならず足をとめ謝る。

めつたに返事がない。

怒つてるのかなと、不安になる。

 

障碍者はそつとしておいて、関係をもたなければそれでよい、

そんな態度が、かえつて相手を困惑させ、ふかく傷つける。

 

 

タンザニアの人々に弾き語りを聞かせる

 

 

山小屋で寝袋にはいりながら、イモトアヤコとブログの話をする。

いままで書かれたコメントで、一番ひどいのは何?

 

「一番ひどかったのは、『日本の恥』かな」とイモトさん。

「私は『あいつは性格悪い、人間のくず』かな」と私。

私は思わず、「勝った!」と勝利宣言してしまいました(笑)。

「私は『日本』だけど、早絵ちゃんは『人間界』だったか」と、

さすがのイモトさんも負けを認めていました(笑)。

 

ボクは「死ね」かな(笑)。

 

恋バナもする。

どうも男性ディレクターのひとりが、イモトを好きそうにおもえる。

おしえたら大喜び。(のちにディレクターが否定)

ただ、自身の恋愛体験についての言及がないのが、

いかにも『24時間テレビ』の優等生ぽくて物足りない。

 

全盲者だつて恋に落ちるし、それが終ることもある。

理解できるが、くわしい過程までボクの想像はおよばない。

なんでもデキる早絵ちやんだから、今度はオトナの女性として、

「みつともない失恋」の歌をつくることに挑戦してみては?





夢を見る力  自分を愛して、自分を信じて夢を見る力 自分を愛して、自分を信じて
(2012/07/10)
立木 早絵

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苑田 謙

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