野津田砂丘 ― JFL 前期第11節 町田ゼルビア-流経大FC

 

JFL 前期第11節 FC町田ゼルビア-流通経済大学FC

 

結果:5-1 (3-0 2-1)

得点者

【町田】

2分 木島良輔 40分 太田康介 45分 川邊裕紀

70分 星大輔  88分 山腰泰博

【流経大】

58分 早稲田昂平

会場:町田市立陸上競技場

[現地観戦]

 

 

 

首位をあらそうガイナーレ鳥取が呪いをかけたのか、

緑もゆる野津田公園は、砂丘と化していた。

四隅にまばらに草が生えるだけの、だだ広い沙漠。

スパイクが突き刺さるたび、足もとに砂塵がまう。

 

三月

比較のため、三月二十一日の画像をはつておこう。

とりあえず全面に、植物らしきものの存在を確認できる。

 

町田ゼルビアは、ゆるい地盤に組織を築くのをあきらめ、

大学生相手に、単なる蹴りあいを挑んだ。

これではドッジボールとかわらない。

入場料には、青々とした芝生を維持する努力がふくまれるし、

それよりなにより、片道一時間半かけて野津田へゆくのは、

うつくしい「フットボール」を見たいからなのに!

 

 

 

当ブログはつねづね「監督無用論」をとなえているが、

相馬直樹が指揮するゼルビアは、格好の実例をあたえてくれる。

それは、歴代最高の左サイドバックがつくつたチームで、

一番機能していないのが左サイドバックだという事実。

あくまでボクの憶測にすぎないが、相馬監督は、

チーム在籍期間が最長の、津田和樹の攻撃力に不満の様だ。

なので今年加入した、健脚をほこる二十三歳、

斉藤広野をしきりに試しているが、いまだ適合しない。

けふも埃つぽいフィールドで、両わきの車線は大渋滞。

右翼の流れ星・星大輔は、むなしく落ちる隕石にすぎず、

逆側の半田武嗣は、退場しないだけ9節よりマシという出来だつた。

 

 

 

 

 

「5-1」の結果は楽勝におもえるが、砂丘にひそむアリジゴクは、

まさかの二連敗を喫したチームを、さらなる深みに引きずりこもうとした。

それでも自力で這いあがる、町田の軍隊アリ。

体調不振のいえた山腰泰博が後半19分に投じられると、

前線で身を挺し、ドッジボールをラグビーに進化させる。

両ききのスピードスター北井佑季のドリブルも、

キタイをいだかせるのに十分な切れ味だつた。

春夏秋冬がめぐるなか、生物もサッカーも循環する。

ボクも往復三時間をついやし、ゼルビアのこのシーズンを最後まで観察したい。

特に、武蔵野時代から太田康介に惚れこんでいる物好きとしては、

右側面でのパス交換からやにわに発射される、

巡航ミサイルの様に水平飛行するサイドチェンジのパスが、

北井や広野に命中する瞬間を、そろそろ見たいものだ。


関連記事

テーマ : サッカー
ジャンル : スポーツ

最近の記事
記事の分類
検索とタグ

著者

苑田 謙

苑田 謙
漫画の記事が多め。
たまにオリジナル小説。

Twitter
メール送信

名前
アドレス
件名
本文

カレンダー
04 | 2010/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイヴ
04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03