くま『オークが女騎士を育成してみた』/華々つぼみ『クロちゃん家の押入れが使えない理由』

 

 

くま『オークが女騎士を育成してみた』は、

『となりのヤングジャンプ』でウェブ連載されているファンタジー系のコメディ。

冒頭で主人公の「女騎士」が、醜悪なオークにつかまる。

18禁のファンタジーものではメタメタに陵辱されるのがお約束だが、

デブで髪もボサボサの女騎士にオークたちは興味をしめさない。

 

 

 

 

見るに見かねたオークの「若頭」が、女騎士を更生させると宣言。

トレーニングや食事制限を課すなど、きびしいダイエットにとりくむ。

 

 

 

 

王道ファンタジーの設定をひねったラノベっぽい世界観だが、

スポ根漫画的に熱い場面などに個性が発現している。

 

 




 

 

華々つぼみ『クロちゃん家の押入れが使えない理由』(ためし読み)は、

『コミックキューン』で連載中のSF系コメディ。

自宅の押入れがワームホールにつながっていて、

そこから宇宙人がわんさか訪問してくるとゆう話。

 

 

 

 

宇宙人といっても、ハムスターみたいな外見だったりしてかわいい。

コマ割りは比較的自由だが、4コマ漫画専門誌らしくほのぼのした作風。

 

 

 

 

主人公の「黒美」が触手でおそわれるサービスシーンもあるけれど……

 

ええ、もちろん表紙買いですよ。

内容は、、、いかがわしさのカケラも無いので、

そういうのを求めてはいけません。

また、表紙詐欺とか騒がないでください、このロリコンども!

 

アマゾンレビュー

 

……熱心なファンの多い「触手もの」としては中途半端かもしれない。

 

 

 

 

ファンタジーが日常になったり、日常がSFになったりして大変だだが、

なんだかんだで彼女たちの暮らしは平穏にすぎてゆく。

家族やクラスに美少女があつまるのが天文学的奇跡なのだから、それで満足。

 

 




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タグ: 萌え4コマ 

卯花つかさ『アニマエール!』1巻/如意自在『はるかなレシーブ』3巻

 

 

きらら系コミックを2作紹介。

卯花つかさ『アニマエール!』(ためし読み)は、チアリーディングもの。

単行本が5巻まで出た『はじおつ』の作者による新作だ。

 

 

 

 

チアリーダーはかわいい。

そして、きらら作品の女の子はかわいくないといけない。

ゆえに相性のよい題材と言える。

 

 

 

 

軽音楽部とかSNS部とか、きらら系作品は「文化部」をおもな舞台としてきたが、

最近は女子野球をとりあげたマウンテンプクイチ『球詠』に代表される様に、

スポーツで汗をながす少女たちの爽やかなセックスアピールを追求する。

 

 




 

 

如意自在『はるかなレシーブ』ためし読み/当ブログの関連記事は3巻突入。

競技性と女性美の両立とゆう点で、ビーチバレーにまさる種目はないだろう。

 

 

 

 

後輩やコーチなどの新キャラが登場したせいもあり、3巻はストーリー面が薄い。

きらら最大の弱点である。

かわいさなら世界一だが、プロットらしいプロットをもつ作品がほぼ皆無。

 

 

 

 

それでも夕刻の海を背景に肩をならべて絆をたしかめあう、

水着姿の少女たちはやっぱり絵になるし、心惹かれる。

 

 

 

 

買ったけど短すぎてはけないスカートも、水着にあわせれば問題なし。

可憐な娘をえがくため各種スポーツを利用してるだけな気もするが、

そんな貪欲さもきらら作品の魅力だ。

 

 


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柴『おおきなのっぽの、』

 

 

おおきなのっぽの、

 

作者:柴

掲載誌:『月刊少年シリウス』(講談社)2016年-

単行本:ワイドKC

[ためし読みはこちら

 

 

 

「古戸蛍(ふるど ほたる)」は小学4年生だが、身長170cm。

大きな背中に小さなランドセルを背負う姿は、やたら目立つ。

 

 

 

 

学校では下級生になつかれている。

どうやら先生に間違われてるみたいだけど。

 

 

 

 

蛍の内面は、年齢以上に幼い。

友達とデパートへ買い物にいったところ迷子になるが、

子供に引率してもらう頼りない母親だと、店員にあきれられる。

 

 

 

 

4コマ漫画ならではの年中行事も、のっぽネタで解釈。

背が1年で急激にのびたので、雛壇がちぢんだと錯覚したり。

 

 

 

 

本作は柴の初単行本。

力づよい太めの描線が異彩をはなっている。

 

作品全体としては、学校や商店街の人物の出入りがはげしい群像劇で、

ちょっと気負いすぎたのか、散漫な印象がある。

ただ、初潮をむかえた同級生が保健室で相談にのってもらうのを見かけても、

蛍が全然察しないとか、心にのこるシーンはたくさんあるけど。

 

 

 

 

pixivのプロフィール欄にこうある。

 

自分が描きたい作品と

自分に描くことのできる作品、

そして自分に求められている作品。

 

要はこの三つのせめぎ合いなんでしょうね。

 

いろいろかんがえるタイプの、マジメな作家なのだろう。

僕はすきだ。

うつくしい描線で、個性的なキャラをえがけるなら、贔屓せざるをえない。





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晴野しゅー『疾風ういんどみる!』

 

 

疾風ういんどみる!

 

作者:晴野しゅー

掲載誌:『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)2015年-

単行本:まんがタイムKRコミックス

[ためし読みはこちら

 

 

 

文化系も体育会系も、リアルもファンタジーも、陸も空も、

きらら系コミックは手当たり次第にクラブ活動をとりあげてきた。

本作ではあらたに、「風鳴高校ヨット部」が海原を疾走する。

人魚姫さながらの美少女たちは、海が似合う。

 

 

 

 

小型ヨットにはふたりで乗る。

スキッパーが操縦役で、クルーはバランス取りなどをおこなう。

広い海でふたりきり、まるでデートみたい。

ヨットは百合のためにある。

 

 

 

 

ロープワークとか、向かい風でもヨットが前進する原理とか、

ゆるふわおもしろだけど読んでためになるのは、いつものきらら系4コマ。

たとえばハーネスをつけて舟から身を乗り出し、体重をかける身のこなしは、

バレエや、カンフー映画のワイヤーアクションみたく優雅。

 

 

 

 

ヨットの上で踊っていたのは、名門校のお嬢様である「鳳いさな」。

風鳴高校ヨット部部長「神代颯天(かみしろ はやて)」の凛とした美貌と、

あざやかな操船能力に惚れこみ、引き抜きをはかる。

 

 

 

 

好条件を提示されるも申し出をことわる、はやて。

乗員同士の信頼関係がないとレースはできない。

愛とゆう風をうけてヨットは走るから。

 

 

 

 

晴野しゅーは「しゅー」名義をふくめて10年以上のキャリアをもつが、

これが満を持しての初オリジナル単行本らしい。

絵柄はシンプルだが味わい深く、動きがある。

双子姉妹の「ミミ」と「ナナ」をちょっと見るだけでも、充実ぶりがつたわるだろう。

 

 

 

 

きららは、ただ絵が可愛いらしいだけの凡作もすくなくないが、

本作はすこぶる完成度が高い。

バランスがよすぎて破綻がなさすぎて物足りないくらいだ。

かわいさもギャグもトリビアも百合も、潮風とともに存分に吸いこもう。





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タグ: きらら系コミック  萌え4コマ 

ひみつ『ぺたがーる』2巻

 

 

ぺたがーる

 

作者:ひみつ

掲載誌:『コミックキューン』(KADOKAWA)2015年-

単行本:MFC キューンシリーズ

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貧乳コンプレックスが強すぎ、おっぱいに複雑な愛憎をいだくJK「平野ひい」。

その言動はますます暴走し、ますますかわいい。

 

 

 

 

2巻は日常系4コマらしく、四季折々の情景とおっぱいをからめる。

たとえば梅雨だったら、雨に濡れて貼りついた透け透けのブラウス。

豊満な胸が日本の季節感をゆたかにする。

 

 

 

 

身体測定などの学校行事もはづせない。

まるで身長や胸囲が成長しないひいちゃんにとっては悪夢のイベント。

頭をなでられただけで背が縮んだと、この世の終わりみたいに大騒ぎ。

 

 

 

 

授業参観ではプロっぽい道具を用意し、同級生と母親の体型を比較。

胸のサイズが遺伝するのかについてデータをあつめる。

その熱意には脱帽せざるをえない。

 

 

 

 

ひいちゃんの母親である「数子」が初登場。

娘と双子にまちがわれるソックリ親子だ。

このお母さんが、ひいちゃんに匹敵するほどおもしろかわいい。

 

 

 

 

お正月と言えばおもち。

おもちと言えばおっぱい。

自分にはないふくらみを見て、あじわって、たのしむ。

 

 

 

 

神社で熱心に拝むひいちゃん。

願いごとは意外にもおっぱいの発達ではなく、親友のしあわせ。

 

2巻はやや百合度が薄まったが、底の方にピュアな感情がかわらず流れていて、

ヘンテコだけどキラキラしてる、ひみつワールドはさらに純度をたかめている。





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