米田和佐『だんちがい』7巻

 

 

だんちがい

 

作者:米田和佐

掲載誌:『まんが4コマぱれっと』(一迅社)2011年-

単行本:4コマKINGSぱれっとコミックス

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総扉を飾るのは、通り雨にあったらしい、びしょ濡れの姉妹たち。

弥生のブラウスが透けている。

セクシー担当の夢月に対抗。

 

 

 

 

すっきりした描線と、四姉妹のかわいさのバランスが、本作の魅力。

ただし7巻は、咲月が目立っている。

団地の自治会長さんと会話するなど、成長をみせる。

 

 

 

 

第88話は、アニメ大好きな咲月の妄想ネタ。

小学3年生のダークなエロスがファンタジックだ。

 

 

 

 

つづく89話で、夜の団地を冒険。

晴輝に甘えるときの表情は、われわれ読者の知らない咲月だ。

 

 

 

 

ついに咲月まで完全にデレてしまい、ツンデレ担当の弥生が最後の砦に。

90話では晴輝と映画館デート。

あやうい姉妹間バランスをたもつ。

 

 

 

 

本巻は羽月の活躍がたりない気はするけれど、

ちょっとづつ変化してるのにかわらない、きょうだいの日常は、

やはり一種の奇跡だなあとおもう。





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ジャンル : アニメ・コミック

タグ: 萌え4コマ    ロリ  米田和佐 

稲光伸二『はじめての虐殺』

 

 

はじめての虐殺

 

作者:稲光伸二

掲載誌:『月刊モーニングtwo』(講談社)2018年-

単行本:モーニングKC

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マンションのドアを破壊し、スク水の女子小学生4人が乱入してきた。

みなゴーグルを着用し、電動ノコギリなどの工具をもっている。

 

 

 

 

目的は、部屋にいる男たちを殺すこと。

ネイルガンで容赦なく顔面を釘だらけに。

 

 

 

 

作品世界では、「LOウイルス」という病原菌が蔓延している。

これに感染した男は正気をうしない、幼女を襲う。

スク水の4人は、ロリコンを殲滅するための部隊だった。

 

それにしても、このネーミングは茜新社もびっくりだろう。

 

 

 

 

「神7」(このネーミングもすごい)という別の組織も登場し、スク水軍団と遭遇戦となる。

服はゴスロリで、鋭利な医療用のメスで闘う。

 

 

 

 

ネイルガンをあやつるショートカットの「カスミ」が、特に印象的。

主人公「寺田」の監視役をまかされるが、

寺田はウイルスに感染してないとはいえロリコンなので、

カスミは心底から軽蔑しているのを露わにする。

 

 

 

 

タガのはづれた現代日本のサブカルチャーと併走しつつ、

そこから最大限の距離をおく、ドライでアイロニカルな作風。

設定のおもしろさでグイグイ読ませる、漫画らしい漫画だ。

必読作だろう。





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湖西晶『三時限目は魔女の家庭科』

 

 

三時限目は魔女の家庭科

 

作者:湖西晶

発行:芳文社 2018年

レーベル:まんがタイムKRコミックス

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魔界からきた、2000歳の家庭科教師「マジョリカ」が、

婚活を目的としてなぜか女子校へ赴任、そこで騒ぎをひきおこすお話。

ジャンル分けするなら、ドラクエインスパイア系萌え4コマかな。

 

 

 

 

フルパワーのボケとツッコミがとびかう、ギャグよりの作風。

ゆっくりお茶をたのしむ暇もない。

 

 

 

 

ツッコミ役は1年生の「悠木紗菜(ゆうき しゃな)」、あだ名は「ユーシャ」。

いうまでもなく魔女の天敵である。

普通にしてれば可愛いのに、死んだ魚の様な目で毒舌をふるう。

そこがおもしろい。

 

 

 

 

ファンタジー設定も、ところどころで利いている。

液体状のネコスライムとか。

 

 

 

 

マジョリカの母親の幼女っぷりも見どころ。

ロリお母さんは、そう突飛なキャラづけではないが、こちらは関西弁でかわいい。

 

 

 

 

デリヘルがどうのこうのと、きらら的にギリギリの下ネタも。

絵もネタも情報量がおおく、1巻完結だが読みごたえのある作品だ。





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タグ: きらら系コミック  萌え4コマ  ロリ 

大宮宮美『リリィマリアと和解せよ』

 

 

リリィマリアと和解せよ

 

作者:大宮宮美

発行:一迅社 2018年

レーベル:百合姫コミックス

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漫画家をめざす女子大生「ゆり」の家に、かわいいロリ女神がやってきた。

ただ女神さまは、おのれの趣味をおしつけ、ゆりに百合漫画を描かせようとする。

 

 

 

 

かなり振り切った、女神「リリィ」の百合豚っぷりがみどころ。

街をあるくJKを見てよだれを垂らし、百合ップルだと妄想する。

 

 

 

 

そこに男が絡んできたら、さあ大変。

リリィは怒りにまかせ、神隠しで男を消滅させる。

 

画面に男が映っただけで発狂する、いわゆる百合豚の生態を、

幼女の姿を借りてマイルドに表現したコメディである。

 

 

 

 

ゆりの担当編集は女性で、なぜかヤンキーっぽい。

オタクの天敵といえば、ギャルとヤンキー。

それでもリリィは数々の百合作品をおもいだし、たとえば『citrus』みたいに、

外見はガサツだけど中身は繊細……みたいな展開を期待する。

 

コロコロした絵柄によるメタ視点のギャグは、独特の味わい。

 

 

 

 

神さまであるリリィは、プレイヤーでなく、あくまで観客として百合に参加する。

でもここは百合姫というフィールド。

美少女に観客席は、似合わない。

 

このカルト宗教は、ますます猛威をふるいそうだ。





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江島絵理『柚子森さん』完結

 

 

柚子森さん

 

作者:江島絵理

掲載サイト:『やわらかスピリッツ』(小学館)2016年-

単行本:ビッグスピリッツコミックス

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女子高生が、女子小学生に恋する百合漫画が、5巻で完結。

拍手をおくりたくなる大団円だ。

 

 

 

 

お邪魔役として登場したりりはのエピソードも決着がつく。

超大盛り上がりとは言えないが、見せ場はある。

 

 

 

 

あとがきで作者は、主人公への愛をかたる。

タイトルロールの柚子森より、みみかの方に思い入れがあるらしい。

 

「柚子森のかわいさ」が本作の肝だが、実は造形的にそれほどかわいくない。

作者は描き分けが上手とは言えない(つまり全員かわいい)

みみかの必死さに共感したゆえ、読者は柚子森を色眼鏡でみるわけだ。

 

 

 

 

ブランコに二人乗りしながら花火を見上げるシーンのうつくしさは、

きっと漫画の歴史にのこるだろう。

ギミック満載の絵面のなかで、みみかのオフショルダーブラウスの胸元が印象的。

 

 

 

 

演出のうまさと、白熱しっぱなしのテンション。

たまにウダウダトーク。

『オルギア』に『柚子森さん』と、江島絵理はいまのところハズレなし。

まだWikipediaにページがないレベルの知名度にとどまってるが、

いづれさらなる傑作をとどけてくれるだろう。





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